ゲーム会社監督「『ゲーム大好きです!』という新卒が、カジュアルゲー1本しか挙がらなかったりする」

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1: 2019/06/09(日) 11:23:39.85 ID:3+qlgbuB0
「ゼノサーガ」の紆余曲折が「ゼノブレイド」を生んだ――不定期連載「原田が斬る!」,第7回はゼノシリーズ総監督の高橋哲哉氏にモノリスソフトの今を聞いた

原田氏:
 いやあ,新卒を採るのはやっぱり重要ですよ。育てないとダメですね。我々も採用を減らしていた時期があって,空洞化を感じることもありました。
ただバンダイナムコエンターテインメントの場合は,事業の幅が広がっていることもあってか,志望者の層も一昔前とはガラッと変わってきていて。

4Gamer:
 変わってきたというのは?

原田氏:
 学生の就職したい企業ランキングでトップ10に入るぐらいになって,“優良企業のうちの1社を選びました”みたいな感じなんです。
それで併願してる会社を聞いたら,日本を代表する名だたる企業が並んでいたりするし。

高橋氏:
 バンダイナムコさんの状況とは全然違いますけど,うちに来る新卒も似たような感じですよ。
「ゲーム大好きです」っていうから「何やってるの?」って聞いたら,カジュアルなゲームの名前が1本しか挙がらなかったりとか。

原田氏:
 そうなんですよ! こっちから聞かないと,ゲームの話すらなかなか出てこない。きっとすごく優秀なんでしょうけど,
ウチで働くことへのモチベーションがどこにあるのか,こっちが探っていかなきゃいけない感じになったりしてて。

高橋氏:
 話を広げてみようとしても,「PS4持ってないです」とか「Switch買おうと思ってます」とかなんですよね。
「ああ,今の新卒はそんな感じなのか」みたいな印象はあります。

原田氏: 
 別にカジュアルゲームでもいいんですよ。だけど例えば本人が「ゲーマーだ」と言うからには,ランキングで上位ですとか,なんかそういうエピソードが聞きたいじゃないですか。 
なのに,ヘタすると片手間にやってる俺の方が上じゃねえか,みたいなことすらある(笑)。 

原田氏: 
 ゲーマーって言葉のイメージが,僕らが考えてるものとはちょっと違ってきてるのかもしれません。うん,もはや違うんだろうな。 
大企業化ゆえの現象というだけじゃなく,僕らの頃とはゲームに対する向き合い方が。 

「ゼノサーガ」の紆余曲折が「ゼノブレイド」を生んだ――不定期連載「原田が斬る!」,第7回はゼノシリーズ総監督の高橋哲哉氏にモノリスソフトの今を聞いた
 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第7回をお届けする。今回のゲストは,当時熱烈な支持を受けた名作RPG「ゼノギアス」の生みの親であり,最新作「ゼノブレイド2」に至るまで,数多くのRPGを手掛けてきた高橋哲哉氏だ。


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Source: わんこーる速報!
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